野菜を1品増やしてみませんか?
医療法人社団 こころとからだの元氣プラザ
健康支援部 管理栄養士
(元氣プラザだより:2024年1月号)
野菜、きのこ、海藻類には食後高血糖の予防、血圧の改善、コレステロールの排泄を促す効果が期待できる栄養素(ビタミン・ミネラル・食物繊維など)がたくさん含まれています!
また、生活習慣病発症予防の観点から1日あたり野菜350g以上が目標とされています。
どれくらい必要?
◎野菜1日350g、1食約120g
野菜1食(約120g)の目安量 → 生のもの:両手1杯、 加熱したもの:片手1杯
どんなものをとればいい?
「緑黄色野菜」はβ-カロテンなどの抗酸化成分を多く含み、動脈硬化や様々な疾病の予防が期待できます。野菜350g/日のうち、120g/日は緑黄色野菜を取り入れましょう!β-カロテンは油との相性が良いため、炒め物などにすると吸収率がUPします。
淡色野菜と上手に組み合わせてたくさん食べるようにしましょう!
実は足りていないかも?
下記は野菜、緑黄色野菜、食物繊維の1日当たりの平均摂取量です。もちろん個人差はありますが、いずれもほとんどの年代で目標量に達していません。
野菜350g/日に加え、きのこ・海藻類も取り入れることで食物繊維をしっかり摂ることができます!まずは、そのまま食べられる市販の和え物や煮物、カット野菜や冷凍野菜、水に浸して戻せる海藻類、ミニトマトなどを利用し、1日1品から増やしてみませんか?
ご精読ありがとうございました!