室内でも運動不足を解消!できることから始めよう!
こころとからだの元氣プラザ 健康支援部
健康運動指導士
(元氣プラザだより:2022年4月号更新)
運動をすると、こんなにいいことがあります。
運動の医学的効果
・内臓脂肪を減少させる
・インスリン抵抗性を改善し、血糖を減少させる
・血圧降下作用がある
・中性脂肪を減少させる
・HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増加させる
・骨を丈夫にする
こんな症状はありませんか?
コロナ禍で外出が減り、リモートワークが増えるなど運動不足になっていませんか?
・運動する時間がなく運動不足
・デスクワークなど同じ姿勢でいることが多い
・なんだかすっきりしない
・倦怠感が強い
・身体が固い
上記に当てはまる方は、ご自身の身体を簡単にセルフチェックしてみましょう。
肩こり解消!ストレッチ
≪用意するもの≫
・ゴムチューブ(トレーニング用)もしくは長めのタオル(手ぬぐいでも可)
・安定したイス(キャスターのついていない物)
肩こりがある方は筋肉の緊張や血行不良を改善するためにストレッチを実施してみましょう。今の健康状態を維持したい方にもおすすめです。
肩甲骨ストレッチ ~肩甲骨のこりほぐしに!~
①イスに浅く座り、背筋を伸ばす。
両手でタオルやチューブの端を持ち上にあげる。
②横に広げる。(タオルの場合、幅を広くして持つ。)
③そのまま腕を背面に下げる。このときタオルやチューブが背中に付かないようにする。
④左右の肩甲骨をしっかり引き寄せるのがポイント。
※①~④を繰り返す。
肩回し運動 ~肩回りのこりほぐしに!~
両手でタオルやチューブの両端を持ち広げる。広げたまま、上半身を大きく回す。
なるべく筋肉が伸びているピンクの部分を意識して行う。
腰(骨盤)から上をより大きく回すことを意識するとお腹周りに効果的!
※回転方向を入れ換えて①~⑩を繰り返す。
※腰の痛い方は、椅子に掛けたまま上半身のみ行う。
【注意すること】
呼吸を止めずに行ってください。筋肉を伸ばすときに息を吐くのがポイントです。
腰痛や肩関節に痛みがある場合は無理をせず、実施する場合は主治医に相談の上行ってください。
運動不足解消に向けて、室内でできるストレッチから始めましょう!
ご精読ありがとうございました!