石井保吉 前臨床検査部長、「福見秀雄賞」を受賞
このたび、元氣プラザ 前 臨床検査部長で現在も医療技術本部本部長付を務める石井保吉氏は、公益財団法人黒住医学研究振興財団より第35回福見秀雄賞を受賞し、平成28年6月3日贈呈式が行われました。
第35回福見秀雄賞贈呈式
(平成28年6月3日於銀行倶楽部(東京都千代田区)
写真提供:公益財団法人 黒住医学研究振興財団
このたびの受賞は、石井氏が35年以上にわたり、一貫して集団検診分野での肺がん、乳がん、子宮がんの細胞診検査に従事し、「細胞診の精度を向上させるため蓄痰法および蓄乳法の開発。子宮内膜細胞診断に構造異型を取り入れ、子宮内膜細胞診の判定基準の確立。細胞検査士を目指すものへの教育」における業績が評価されたものです。
石井氏は、1993(平成5)年に入職し、当法人内での病理学的検査(細胞診検査)を立ち上げ、勤続23年を経て今日に至っています。
なお、1990(平成2)年より細胞検査士会役員をはじめ学会活動に貢献し、2013(平成25)年には日本臨床細胞学会の細胞検査士会 会長を務め、2016(平成28)年度より東京都臨床細胞学会会長を務めています。
平成28年度「第35回福見秀雄賞」の受賞者:
▪石井保吉氏(医療法人社団こころとからだの元氣プラザ 前 臨床検査部長)
▪岡野こずえ氏(山口大学大学院医学系研究科保健学系学域 教授)
▪直井芳文氏(水戸済生会総合病院医療技術部臨床検査科 科長)
▪野本剛史氏(前 日本医科大学千葉北総病院中央検査部 技師長)
▪四方田幸恵氏(前 群馬大学医学部附属病院検査部 臨床検査技師長 兼 群馬大学医学部保健学科
臨床教授)
*福見秀雄賞は、「臨床検査ならびに衛生検査領域に半生を捧げ、技術の開発、向上に努力し、かつ、後進の指導育成に貢献のあったものに贈る賞」として1980(昭和55)年に創設された顕彰制度です。