Q 乳腺症と乳腺炎の違いは、どのようなものですか?
乳腺症は20~40代のホルモン分泌が活発な女性に見られる良性症状で、乳房にしこりや痛みが見られます。ただし乳がんとの鑑別が必要ですので触診だけでなく、マンモグラフィ検査や超音波検査をお勧めします。乳腺炎には授乳期に乳汁が乳管内にたまって炎症を起こし、乳房が腫れて硬くなり痛みを伴う「うっ滞性乳腺炎」や、これに細菌が感染してさらに強い痛みや高熱が出る「化膿性乳腺炎」があります。また授乳経験がなくても乳腺から細菌が入って炎症を起こすこともあります。いずれも症状が長引く場合には炎症性乳がんとの鑑別が必要ですので、詳しい検査を受けてください。
女性の方へに関連するよくある質問
Q マンモグラフィってどんな検査ですか?
乳房のX線撮影のことです。乳房専用の装置を使って撮影します。…
詳しく見るQ マンモグラフィの長所と短所は?
視触診だけでは発見できないような小さなしこりや、ごく早期の乳…
詳しく見るQ マンモグラフィ検査で、放射線の被曝による危険はありませんか?
1回の撮影で乳房が受ける放射線の量は、東京からニューヨークへ…
詳しく見るQ 高濃度乳房とは何ですか?
「高濃度乳房」についてはこちらをご覧ください。
Q 超音波検査って、どんな検査ですか?
超音波検査とは、超音波という人間の耳には聞こえない音を装置か…
詳しく見るQ 超音波検査の長所と短所は?
マンモグラフィと同様、手に触れないしこりを拾い上げることがで…
詳しく見るQ 子宮がないのですが、婦人科の検診を受ける必要がありますか?
子宮を筋腫等で摘出手術を受けておられる方は、子宮がん検診は必…
詳しく見るQ 子宮体がん検査も受けたほうがいいですか?
子宮体がん検診は全員にはお勧めしておりません。子宮体がんは4…
詳しく見るQ 婦人科のエコーの検査で何がわかりますか?
経膣超音波検査は、膣内にカバーを被せた細い超音波端子を挿入し…
詳しく見るQ 女性医師を希望することはできますか?
複数の女性医師が勤務しておりますので、当日の勤務状況により対…
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