予防できるがんのこと~子宮頸がん原因ウイルス検査のご案内
HPVウイルスとは
子宮頸がんは、世界で毎年50万人がかかり、20~40歳の日本女性のがんの第1位であり、その原因がHPV(ヒト・パピローマウイルス)というウイルスの感染であることがわかっています。この感染からがんに移行するまで平均10年以上かかり、その間は細胞の異形成(異常を起こしている状態)がおこるため、検査で発見でき、容易に治療が可能なのです。
子宮頸がんの原因であるHPVウイルスは、性交経験のある女性の70%近くが感染するといわれています。しかしHPV には100種類以上の型があり、すべて発がん性があるわけではありません。16型、18型など、がん化のハイリスク・タイプと、がん化に関連の少ないローリスク・タイプとに分別されます。
「細胞診」と「HPV検査」の併用を
子宮頸がんの検査は、「細胞診」が一般的ではありますが、近年「HPV検査」と「細胞診」と併用する形式が推奨されています。併用することによって、子宮頸がんの検査全体の精度が格段に向上し、より確実な検診が可能となります。
「細胞診」でがん細胞が発見されれば、直ちに精密検査や治療をしなければなりません。しかし、がんでなくとも細胞に異常が見られた場合、HPVに感染している可能性があります。「HPV検査」では、HPVウイルスの型を判定し、がん化のリスクを考慮し、今後の子宮がん検査に反映することができるのです。
当法人では、HPV検査を実施しています。
経験豊富な女性医師と女性スタッフがお話を伺います。
関心をお持ちの方はどうぞ婦人科までご相談ください。
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- 03-5210-6620
受付時間:月~金曜日 13:30~17:00 ※祝祭日を除く
内容と料金
HPV検査
内容 | 料金(税込) |
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HPVウイルスの有無と型の検査 | 22,000円 |
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