人間ドックを受診される方へ

5. 当施設実施オプション検査


オプション検査一覧  ※有料追加検査  ※人間ドックと同日実施

1. 腫瘍マーカー検査(血液検査)

腫瘍マーカーとはがんが生成するタンパク質、酵素、ホルモンなど特別な物質で、体液や組織の中で検出されます。 この検査により、がん細胞の存在ならびに種類の参考になることがあります。 マーカーを組み合わせることにより検出率が高まるとともに他の検査と併せ判定し診断の参考にします。

PSA 前立腺がん 男性
CEA 大腸・胃・肺などのがん 男性・女性
AFP 肝臓がん・肝細胞がん 男性・女性
CA19-9 膵臓・胆のう・胆管がん 男性・女性
CA15-3 ※ 乳がん・卵巣がん 女性
CA125 ※ 卵巣がん・子宮内膜症 女性

※生理中はお避けください

2. ヘリコバクター・ピロリ抗体検査(血液検査)

胃および十二指腸潰瘍・慢性胃炎などとの関連が指摘されているヘリコバクター・ピロリ菌の血液中の抗体の有無を調べます。

3. 胃がんリスクチェック(血液検査)

ヘリコバクター・ピロリ抗体検査とペプシノゲン検査のセットです。
ペプシノゲン検査は胃粘膜の炎症や萎縮の状態を血中ペプシノゲン濃度により見るものです。
胃炎を起こす細菌のピロリ抗体検査の結果とあわせて将来的な胃がんリスクを調べます。

  • 胃切除後の方、過去に除菌治療された方、一部胃薬服用中の方は正しい結果が出ない場合がありますので主治医にご相談ください。

4. 甲状腺刺激ホルモン:TSH・FT4(血液検査)

甲状腺に関連するホルモンの分泌機能に異常が無いか調べます。

  • 甲状腺腫瘍の有無を調べる検査ではありません
  • 甲状腺の病気は女性に多く見られ、他の病気(高コレステロール血症、自律神経失調症、更年期障害など)と間違われやすく、甲状腺の病気 に気がつかないケースもあります。

5. アミノインデックス(血液検査)※基本は25~90才対象

男性 胃、肺、大腸、膵臓、前立腺(40~90才対象)
女性 胃、肺、大腸、膵臓、乳腺、子宮・卵巣(20~80才対象)

血液中の各種アミノ酸濃度を調べ、採血時のがんのリスクを予測する検査です。
がんである、または、がんになる可能性・リスクを調べ数値化したものであり、がんであるかどうかを判断するものではありません。
また、生涯に渡ってのリスクを評価するものではありません。

  • 妊婦を除く25~90才の日本人を対象として開発された検査のため該当しない方・妊娠中の方は評価不可となります。
  • 採血までに、食後8時間以上経過していることが必要です。
    前日の夕食から検査当日の採血までの間は、アミノ酸が含まれているもの(アミノ酸製剤、アミノ酸含有スポーツ飲料、アミノ酸サプリ メント等)および牛乳、ジュース、ガムなども摂取禁止です。 採血前8時間は該当するものの摂取はお控えください。
  • 採血量が5cc程度増えます。   
  • 妊娠中の方は対象外です。
  • 生理中~生理2日後は正確な測定値が得られません。

6. LOX-index ロックスインデックス(血液検査)

血液検査で脳卒中、虚血性心疾患の発症率を算出します。

  • 採血量が2cc程度増えます。
  • 妊娠中の方は対象外です。

7. 喀痰検査

連続3日間採痰し細胞診検査をします。X線写真では発見しにくい肺がんの早期発見に喀痰検査を実施しています。特に喫煙される中高年の方におすすめします。

  • 人間ドック当日に容器と返送用封筒をお渡しします。 ご自宅で3日間採痰の上、人間ドック受診後1週間以内に郵送にてご提出ください。細胞診検査をします。
  • ご返送のタイミングにより結果報告書が遅くなる場合があります。
  • 採痰できない場合や、期限過ぎてもご提出いただけない場合は検査できかねますが、ご返金もいたしかねますのでご了承ください。

8.腸内フローラ検査

腸内フローラの乱れにより様々な病気にかかる危険が高まることも分かってきました。(腸炎、大腸がん、乳がん、肥満、アレルギー、動脈硬化、糖尿病など)
ご自身の腸内フローラバランスを知り、自分にあった生活習慣の改善をすることが重要です。
下痢や便秘などお腹の症状でお困りの方、お肌のトラブルをかかえている方、肥満が気になる方におすすめします。

①当日受付にて検査キットをお渡しします。
②ご自宅で検査キットを使い、採便してください。
③同封の返信用封筒に入れ、人間ドック受診後2週間以内にポストに投函してください。
④当院より検査結果を約7週間でご自宅に郵送します。(人間ドックの結果とは別送となります)

  • 検査結果を見て相談をご希望の場合は、Cykinsoの「腸活ご相談コール」をご利用ください。
  • 採便できない場合や、期限を過ぎてもご提出いただけない場合は検査できかねますが、ご返金もいたしかねますのでご了承ください。

9. 胃内視鏡検査(経口・経鼻)

事前予約制 土曜日は経口のみ 

先端に小型CCDカメラが内蔵されたファイバースコープを経口または経鼻にて挿入し、直接、食道・胃・十二指腸の粘膜を観察する検査です。
(経鼻ご希望でも、経鼻からの実施が難しい場合は経口実施になります。)

  • 胃内視鏡検査を実施の場合は、胃部X線検査の実施はありません。
  • 経鼻の場合、鼻出血が起こることがあります。多くは圧迫止血されますが、稀に耳鼻科的治療が必要になる場合もあります。
    その際は他の専門医療施設での治療となり、治療費等は通常の保険診療の扱いになります。
  • 医師が組織診断(生検)を必要と判断した際には、受診者様の同意を得て、胃粘膜を採取し組織診断を行います。 組織診断(生検)は別途料金(11,000円税率10%時)です。
  • 組織診断(生検)を実施した場合、出血予防のため当日の飲酒・運動は控えていただきます。受診日午後の予定をご調整下さい。
  • 血栓溶解剤を服用中の方は観察のみの実施です。(生検不可)
  • 喉の麻酔が残りますので、検査後1時間程度、飲食・喫煙はできません。 
    順番の遅い方は昼食が遅くなる場合があります。
  • 妊娠中及び妊娠の可能性のある方は検査を実施しません。
  • 授乳中の方は、検査後24時間以内の授乳をお避けください。
  • 女性ドックBは胃の検査のないコースですので実施できません。

10. 骨密度測定(前腕)

事前予約制 女性ドックA・Bはコースに含まれます

骨量は加齢とともに減少するため、変形、骨折が生じやすくなります。
(骨粗しょう症)進行する前の早期発見と予防の検査です。

  • 検査は前腕を装置に入れ1~2分で終了です。
    (測定機器に前腕をセットできない場合は、測定不可となります。 )
  • 骨密度の値は骨塩量÷骨面積で求められます。骨塩量は骨に含まれる ミネラル分の総量で、骨面積は測定範囲の骨画像面積です。
  • 大腿骨または腰椎での骨密度を実施される方は、前腕での測定は必要ありません。
  • 妊娠中及び妊娠の可能性のある方は実施できません。

 

婦人科オプション一覧 
※有料追加検査 ※実施:月曜~金曜 ※人間ドックと同日実施

11. 子宮がん検査

事前予約制 女性ドックA・Bはコースに含まれます

内診、細胞診(子宮頚部)、コルポスコープ診、経膣超音波検査です。

  • 契約により内診と頚部細胞診のみ実施する場合があります。
  • 妊娠中の子宮がん検査は、妊娠経過に悪い影響を引き起こす可能性があり実施できません。また、生理中はお避けください。

12. HPV(ヒトパピローマウイルス) 

事前予約制

子宮頸がんの検査は細胞診が一般的ですが、30才以上の方にはHPV検査と頸部細胞診との併用が推奨されています。

  • 子宮がん検査実施が必要です。
  • 子宮頸がんの原因であるHPVウイルスを調べ、子宮がん検査に含まれる頸部細胞診と併用することで、より精度の高い検診となります。
  • 子宮がん検査時に医師が粘膜を採取しますので、子宮がん検査(別料金)を受けていただく必要があります。

13. 乳がん検査

事前予約制 女性ドックA・Bはコースに含まれます

乳房の視触診検査です。マンモグラフィー検査、乳腺超音波検査をお受けになるには、乳房視触診検査は必須となります。

  • 授乳中~断乳後半年以内の方は実施できません。

14. マンモグラフィー (注1)

事前予約制

X線装置で撮影します。乳房視触診(別料金)実施の上行います。

  • 乳房の厚さを均等にするため、強く圧迫するので、痛みを伴う場合があります。
  • 乳房にインプラントを挿入されている方、ペースメーカー装着の方、V-Pシャント術後の方、CVポートが入っている方は実施できません。
  • 授乳中~断乳後半年以内・妊娠中・妊娠の可能性ある方は実施不可。

15. 乳腺超音波検査 (注1)

事前予約制

超音波装置で撮影します。乳房視触診(別料金)実施の上行います。

  • 若年の方(40歳未満)や、乳房に痛みや炎症、外傷があり圧迫に耐えられない方にお勧めします。
  • 若年の方の乳腺は発達しているため、マンモグラフィーでは全体的に白く写り、読影が困難となる場合がありますので超音波検査が有効です。
  • 授乳中~断乳後半年以内の方は実施できません。

  • 注1:女性ドックA、Bはマンモグラフィーまたは乳腺超音波のうち、ご予約時にご希望いただいた方をコース内で実施します。
  • 後日、神保町施設にて実施可能なオプション検査については こちらをご覧ください
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