高濃度乳房とは

 当法人は平成29年度より、任意型検診(人間ドック)の乳がん検診において、マンモグラフィ検査による乳房濃度を通知しています。
 「高濃度乳房の方ではがんが発見されにくい」という情報を提供することは、国際的な流れとなっており、当法人もより正確に検査結果のご理解をいただくため、本件をお知らせすることといたしました。
 マンモグラフィ検査だけですべての乳がんを発見することはできません。乳房のしこりなど気になることがございましたら、次回の検診を待たずに医療機関で診療をお受け下さい。
 マンモグラフィ検査上における乳房のタイプは「高濃度」、「不均一高濃度」、「乳腺散在」、「脂肪性」の4つに分類され、そのうち「高濃度」および「不均一高濃度」の方は「高濃度乳房」と総称され、他のタイプの方に比べて乳がんを見つけにくい傾向にあります(詳しくは下記の表をご参照ください)。

 乳房のタイプ説明文
 脂肪性乳房がほぼ完全に脂肪に置き換えられている。
病変が見つけやすい。
 乳腺散在脂肪に置き換えられた乳房内に、乳腺が散在している。
病変が比較的見つけやすい。
高濃度乳房不均一高濃度乳腺と脂肪が混在し、画像上不均一に見える。病変が正常乳腺に隠されている危険性があり、病変が比較的見つけにくい。
極めて高濃度乳腺内に脂肪はほとんどなく、病変が見つけにくい。

 高濃度乳房において病変を見つけにくいことを補う検査法として超音波検査があります。超音波検査を追加することでマンモグラフィ単独検査よりがん発見率が上がるという研究結果が得られています。ただし、結果としてがんではないものに対して精密検査の指示が出る頻度が上がるという不利益もありますが、予めご承知ください。
 なお、高濃度乳房は病気ではありませんので、このことによる超音波検査を外来の保険診療で行うことはできません。当法人では人間ドックの後日追加検査(自己負担)としてご用意しております。

人間ドック・健診部 お問い合わせ
TEL:03-5210-6618
受付時間/月~金曜日 14:00~16:30 ※祝祭日を除く

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