こころとからだの元氣プラザ
サイト内検索  powered by Google
Information 診療科目 診察スケジュール フロアガイド アクセス
| サイトマップ | about us | 採用情報 |
Information
診療所のご案内
新春健康診断のご案内 New!
こころの健康相談室 市ヶ谷移転のお知らせ
マンモグラフィ検診施設画像認定取得のお知らせ
スポーツクラブとの提携
禁煙モデル医療機関
取材のご案内
先生方の対外活動
メルマガコラム
暮らしの役立ち情報
スッキリ元気!
保健指導チームが執筆!脱メタボコラム
コラム:自分でできる食事と健康管理〜栄養指導の現場から〜
出版物のご案内
関連書籍のご案内
暮らしの役立ち情報 〜 ドクターズ・コラム
暮らしの役立ち情報 〜 ドクターズ・コラム
>> タイトル一覧へ戻る
Vol.25 : 月経の量と長さ

まずは自分の月経が正常かどうか、見直すことが肝心!

 女性の体はとてもデリケート。ストレスや生活習慣の変化で、月経周期や月経量に乱れが生じてしまいます。放置しておくと、不妊の原因にもなりかねません。まずは、自分の月経が正常かどうか見直してみませんか?

◆ あなたのあてはまるものをチェック。

◆ A
  1. 月経周期は、20日より短い
  2. 妊娠しているわけではないが、3か月以上生理が来ない
  3. 基礎体温を計っているが、高温期が極度に短い

◆ B
  1. 食事の時間は決まっていない
  2. ダイエットをしていて急に体重が落ちた
  3. 最近激しい運動を始めた
  4. 最近睡眠が足りていない
  5. 最近進学や転職、身内の不幸など、大きな身辺の変化があった

◆ C
  1. 月経時に、多い日で昼用ナプキンを1時間に1回は交換している
  2. 月経時に、多い日は昼でも夜用ナプキンを使わないと間に合わない
  3. 月経期間中、レバー状の固まりが出る日が3日ほどある


● Aの項目で1つ以上チェックが入った場合
初潮から2〜3年以上経っているのであれば、月経不順の可能性が高いです。放置すると、月経そのものが来なくなり、不妊の原因になることもあります。まずは病院で診察を受けましょう。

● Bの項目で3つ以上チェックが入った場合
まだ月経にトラブルが現れていなくても、いずれは月経に異常が現れる可能性大。まずは生活習慣を整え、ストレスを和らげるように気をつけましょう。

● Cの項目で1つ以上チェックが入った場合
月経量が正常よりも多めです。このままだと鉄欠乏性貧血になる可能性が高いので、早めに病院へ行き、食生活の改善など、貧血を予防するためのアドバイスを受けて実践しましょう。

 ちょっとしたストレスで簡単に周期や量が変化してしまう月経。放置しておくと将来困ったことに…。まずは自分の月経が正常な範囲なのかどうかを見極め、ストレスを取り除く、病院へ行くなど、早めの改善を心がけましょう。

◆ 月経不順とは…
 健康な女性の正常な月経サイクルの目安は、約3〜6週。そして、多い日には2時間に1回の頻度で、昼用ナプキンを交換するのが適切な量です。これに当てはまらない場合は、一般的に月経不順・過多月経が疑われます。
 中には、月経が60日間隔など、正常とされる周期よりも長いサイクルが保たれている人もいるでしょう。そのような場合でも、基礎体温をつけてみてきちんと排卵が確認できるのであれば、特に問題ではありません。また、初潮から1〜2年以内なら誰でも不順がちなので、これも心配しなくてよいでしょう。
 月経量に関しては、昼間でも夜用のナプキンをつけないともたなかったり、レバーのような固まりが、1日だけでなく、3日ほど続いて出てくるのであれば、正常よりも多いと言えます。

◆ 月経不順の原因は?
 月経不順の原因の多くは、ホルモンバランスの乱れです。月経は、主として女性ホルモンの作用によって起こりますが、このホルモンの分泌をコントロールしているのが、視床下部と呼ばれる間脳の一部と下垂体。間脳はストレスを非常に受けやすい部分で、ストレスを受けると、視床下部・下垂体から卵巣へうまく命令が届かず、月経に異常が出てしまうのです。月経不順をおこしやすいストレスは、下記のとおりです。

  • 精神的なストレス
    引っ越しや進学、受験、身内の不幸、失恋、大きな仕事を任されるなど、自分の周囲の環境が大きく変化した場合、精神的なストレスを受けて、月経不順につながりやすくなります。

  • 生活習慣の乱れ
    睡眠不足や食事の偏りなども、肉体的、精神的にストレスになります。

  • ダイエット
    急激に体重が減ると、体にとってはストレスになります。

  • 激しい運動
    急激に激しい運動を行うと、体脂肪が減ってダイエットしたときと同じような状態になってしまいます。


◆ 放っておくと怖い、月経不順
 月経不順は、放置すると無月経になることがあります。ここで、「うっとうしい生理が来なくなって、かえってラクかも!?」と思うのは、大間違い! 無月経は見えないところで色々な害を引き起こします。
 まず、月経が起こらないということは、すなわち排卵されていないということなので、不妊の原因になります。
 しかし、たとえ子どもが欲しくなくても、無月経の状態を放置してはいけません。1〜2年間無月経が続くと、卵胞ホルモンの分泌が低下してしまいます。卵胞ホルモンは、骨へのカルシウムの取り込みやコレステロール値を下げる働きがあります。ですから、若い年代で無月経の状態が続くと、骨粗しょう症や高コレステロール血症の原因になることも。たとえ20代、30代であっても、閉経後の女性の健康状態に近くなってしまうのです。
 無月経を放置しないためにも、異常に気付いたらすぐに病院へ行くことをおすすめします。病院へ行く目安は、下の表を参考にしてください。病院では、ホルモン値を測定し、内診などの婦人科検診を行って子宮や卵巣の状態を検査します。その上で、ホルモン治療を行ったり、生活習慣の改善指導を行ったりします。

病院へ行くめやす
  • 生理が3か月以上来ない(妊娠しているわけではない)
  • 基礎体温をつけてみて、低温のみで高温にならない


月経不順に効果的なツボ
  • 三陰交(さんいんこう)
    足首の内くるぶしからまっすぐ指4本分上の場所。月経不順や女性の生理痛、冷え性、更年期障害などに効果があります。

  • 足三里(あしさんり)
    膝頭の外側から指4本分下がった場所にあります。月経不順のほかにも、足の疲れや胃腸の調子をよくする働きがあります。


◆ 月経不順を予防する生活習慣
 月経不順を予防するには、ストレスのない生活を送ることが大切です。しかし、全くストレスのない生活なんて、現実的にはむずかしいもの。そこで、まずは生活習慣を改め、規則正しい生活と十分な睡眠、バランスのよい食生活を送ることを心がけてみてください。これで、ストレスに負けない体づくりができます。
 また、入浴に注目してみるのもいいでしょう。入浴は、毎日できる手軽なリラクゼーションですし、月経不順の原因のひとつである、冷えの改善にもつながります。熱すぎないお湯に30分、じっくりつかってみると効果的です。アロマオイルや入浴剤と併用するのもおすすめです。

◆ 生理中を快適に過ごすコツ
 □ナプキンを長時間使うとかぶれてしまいます。こまめな交換を心がけて。
 
 □ナプキンでかぶれてしまう人は、量の少ない日はタンポンを使うとよいでしょう。
 
 □また、ナプキンの種類を変えてみるのもよいかもしれません。
 
 □しめつけは血行を妨げるのでよくありません。漏れが気になるなら、ショーツの上から
  ガードルをはくよりも、タンポンとナプキンを併用するほうがいいでしょう。
 
 

当診療所 産婦人科医・小田瑞恵先生
東京慈恵医科大学講師。
こころとからだの元氣プラザ診療部長。
漢方の処方にも詳しく、やさしい診療と知識の深さでファンも多い。


診察スケジュールはこちら >>
加藤 千草

●このコラムは株式会社マツモトキヨシ発行の「digimaga」に掲載されたものです●
>> タイトル一覧へ戻る

メールマガジン登録受付中 tepore

このページの先頭へ戻る

HOME > Information > 暮らしの役立ち情報
© Copyright 2001-2010 by Tokyo Kenbikyoin Foundation. All rights reserved.