ストレスや心身の不調によって、精神的にさまざまな症状が現れます。本人にしかわからないものや、気をつけていると周りから見てもわかるものとあります。
社員が不調をかかえると、仕事への生産性や能率・態度や行動に影響がでます。周りから見て、「様子がおかしいな」と思えることがあるかもしれません。以下のような変化が、1月以上、または、周期的に6ヶ月に及んで認められる場合、なんらかの不調を疑ってみてもよいかもしれません。
これらは、精神的な疲労状態により現れやすい行動・態度ですが、もちろん個人差があります。大切なのは、以前はそうではなかったのに、過去数ヶ月で変わった点に注目しましょう。(もともとであれば、別の理由である可能性が高いでしょう)
もしあなたの職場に心配だな、と思われる人がいたら、あなたにできることはなんでしょうか?
「うつはこころの風邪」とも言われます。誰でも心身の調子を崩すことはあります。まず気づいた人が一声かけてあげることが大切です。
「最近、疲れてる様子だけど、大丈夫?」の一言でもいいでしょう。
厚生労働省は、職場での働きかけがうつや自殺の予防に対して効果的であると職場でのケアを促しています。そのステップは、第一に、職場での「声かけ」。次に必要であれば、専門機関や相談機関に「紹介」するという手順を職場でのメンタルヘルス対策としてあげています。
声かけができる普段からのコミュニケーションとは、職場での対人関係がよく、同僚・上司にも困ったことがあると相談できる証拠です。よい職場での対人関係は、ストレスに対して防御役をしてくれます。仕事でストレスを抱えていても、心配してくれる仲間がいて、頑張れるということもあるかもしれません。
「声かけ」をしてみて、相手が「実は最近、なんだか何にもやる気がしなくって・・・」という打ち明け話しになった場合。対応方法としては、聞き役に徹し、本人の言いたいことを受け止めましょう。事実の詳細よりも、相手の気持ちに共感し、また話しにくいことを話してくれたことを認め、問題解決を迫らず、「詳しい話は専門家に相談したほうがいいよ。」とカウンセリングを勧めましょう。人に言われて相談するきっかけになったということは多いものです。
相談されたときの、あなたの役目は、本人がもし悩んでいる場合、受け止め、問題を解決のための方向づけをしてあげることで、十分なサポートをしていることになるのです。
話を聞くときは、問題解決をしようと抱え込まないことをお勧めします。解決しようとか、元気付けようとすると、聞いたあなたが、問題を抱え込んで一緒に重くなってしまうこともあります。また、本人も個人的なことを話しすぎたら、後からばつが悪くなるかもしれません。過度に心配したり、突き放したりせず、同じ態度で見守ってあげましょう。
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